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組織と事業

会長あいさつ

一般社団法人山梨県医師会 会長 鈴木昌則
県民の皆様、山梨県医師会ホームページにようこそお越し下さいました。
去る令和6年6月6日に開催されました第166回山梨県医師会定時代議員会において会長に再選されました鈴木昌則です。地域医療を守るという県医師会の理念を踏まえ、皆さまの健康と命を守る活動に全力を尽くす所存です。どうかよろしくお願い申し上げます。
このホームページは、県医師会の活動を紹介するとともに、県民の皆様方に医療に関する情報を提供し、医師会の存在を身近に感じて頂くために開設しております。
ところで、7月3日には紙幣の顔が一新されますが、ご存じのように千円札の新しい顔は、北里柴三郎です。北里柴三郎は、近代日本医学の礎を築くとともに、「抗体」の発見、「血清療法」の開発など世界の医療の発展に大きく貢献しました。
その北里が、国民の健康を守るためには、医師の大同団結が必要として創設したのが現在の日本医師会の前身である大日本医師会です。
山梨県医師会も、北里の思いを実現すべく、目的に県民の命と健康を守り、社会福祉の増進を掲げて、日々の診療活動をはじめ、乳幼児健診に始まり、各種の予防接種、学校医、産業医などとして、県民の皆様のお近くで働いています。
先般の新型コロナウイルス感染症との闘いでは、県に協力し、発熱外来をはじめPCR検査、ワクチン接種、さらには自宅療養者や宿泊療養者の健康観察などに取り組みました。
今年5月には、初期救急医療センターが山梨大学病院に開設されましたが、開設に向けた取り組みを主導しました。そして、センターにも医師会員を派遣するなど今後の安定的な運営にも協力していきます。
初期救急については、一定の解決を見ましたが、入院を必要とする二次救急病院も、医師不足などにより維持が難しくなってきております。救急など症状の判断に困った時、医師や看護師が相談にのる「#7119」の県民の認知度もまだまだですし、使い勝っても良くないなどの意見も耳にします。高齢社会が急速に進む中、在宅医療の充実も差し迫った課題です。
県医師会では、こうした課題の解決に向けて、県と連携して取り組み、県民の皆さんに安心を提供できる社会の実現を目指して参ります。そのためには、県民の皆様の医師会活動へのご理解とご協力が欠かせません。このページを通して県民の皆様の医師会への理解の促進の一助になればと切に願っております。